こちらの記事では、
市販のテーブルはちょっと小さい…
できればDIYでN-BOXにテーブルを取り付けたい!
N-BOX(エヌボッックス)にテーブルをDIYすることは可能です!
こんな内容が記載されています。
実際に、後部座席にテーブルを取付けた画像はこちら
なんか本格的なテーブルですね!
このDIYしたテーブルはかんたんに折り畳みができるので収納が楽なんだよ!
しっかりしたテーブルが車内にあれば、休憩時や車中泊時の料理などでも活躍するアイテムです。
脚を外すだけで、テーブル収納できるので非常に便利!
今回の記事では、
N-BOX(JF-1)でテーブルのDIYの解説をします。
※このテーブルDIYをするにはベースが必要です。
ベースからのDIYなので工程の説明が長くなってしまいます。
なので、
- テーブルDIYベース作成編
- デーブルDIY設置編
上記内容を2部に分けて解説します。
今回の記事の内容は
後編の【テーブル設置編】は以下の記事をご覧ください。
【車中泊DIY】折り畳みテーブルを自作DIY②【テーブル設置編】N-BOX DIY vol.02.2
更にテーブルの汎用性をアップさせるならアジャスター交換もおすすめ!以下の記事では調整幅100mmアップできるアジャスターの交換を解説しています。
テーブルのベースをDIYする手順はざっくり以下のとおりです。
ベース作成手順
- ヘッドレストの変わりのパイプを作成する
- Φ28の丸棒を切断してM8サイズの穴をあける
- イレクターパイプ・アダプターの取り付け
- テーブルDIYのベース完成
材料は主に、Yazakiのイレクターパイプをメインで使用しています。主にホームセンターで手に入るものばかりなので、比較的集めやすいです。
テーブルDIYのベースの完成イメージは以下の仕上がりになります。
上記のヘッドレストに入れるタイプのベースですが、下記の動画では2段ベッド用のベースとしてヘッドレスト部にイレクターパイプでDIYしています。
そのベースのイメージを参考にして個人的にアレンジして作りました。
参考動画
かたちは同じですが、jijiiさんのベースより、おっさんのベースのほうが頑丈に作ってます。
前からみたベースはこんな感じです。
後部座席からみたらこんな感じです。
今回、N-BOXのテーブルDIYのベースは、運転席のヘッドレストのパイプの差し込み口を利用します。
ヘッドレストの差込み口をベースとして固定するので、テーブルの設置が安定します。走行しながらでも安心して使用できます。
少々難易度は高めですが、これからN-BOXの後部座席にテーブルをDIYしてみたいかたは、参考にしてみてください。
車内テーブルのベースを再DIY!安全重視に改良!【N-BOX DIY】
上記のDIYの方が、比較的に作業難易度は低いのでおすすめしてます。
【テーブルDIY】ヘッドレストの変わりのパイプを作成する:ベース作成①
まずは、テーブルDIYのベースを作るには材料が必要です。
ベースに必要な材料
- ステンレスパイプ:Φ12.7 900mm ×1本
- スペーサー:8×30mm×2本
- アンカー:Φ12.5 M8×35mm×2本
- 長ナット:M8×50mm×2本
- 丸棒:Φ28×30mm×2個
- ワッシャー:Φ25くらい×4枚
- ボルト:M8×50mmくらい×2本
- アンカー打ち込みに必要なネジ:サイズは適当なもので
テーブルDIYベース作成手順①:ステンレスパイプを加工する(切断)
ヘッドレストのパイプと同等のパイプの素材が必要です。
ヘッドレストのパイプの径はΦ13でした。
ホームセンターにはΦ12.7という径のステンレスパイプが売っていました。
試しに差し込みテストしたらジャストフィットしました。
近くのホームセンターで売っていないようでしたら、Amazonや楽天市場などのECサイトで購入しましょう。
長さは910mmあれば十分です。
このΦ12.7のステンレスパイプを300mmに2本分カットします。
カットする道具として、金属用の金ノコ・パイプカッター・サンダーなどで切断します。
おっさんは金ノコで切りました。百均製では切れなかったのでホームセンターの安物で切れました。今思うとパイプカッターがベストです。
切断面はバリが出てケガするので、ヤスリで面取りしておきましょう。
テーブルDIYベース作成手順②:ステンレスに仮穴をあける
次にステンレスの先端から約35mm下付近に、ドリルで3mm程度の穴を開けます。
その穴に仮ビスを貫通させて取り付けます。
理由として、アンカーを打つ際、打ち付ける位置が空洞なので仮ビスを土台に見立てます。
要はアンカーボルトが動かなけばよいので、少々はみ出たり奥に入ってしまっても問題ないです。
テーブルDIYベース作成手順③スペーサー・アンカーを差し込む
仮ビスの土台を取り付けたら、8×30mmのスペーサーをΦ12.7のステンレス棒の中に入れます。
その後に、アンカーを差し込みます。
すんません…画像取り忘れました。
うまくいけば、アンカーの先だけ出る状態になります。
アンカーの先端をハンマーなどで打ち込みましょう。仮ビスがズレていないか確認しながら加減して打ち込みます。
少し先端出てますが、アンカーが抜けなけれ成功です!
※打ち込みが強すぎるとステンレスが割れる可能性があるので注意しましょう。
テーブルDIYベース作成手順⑤長ナットを取り付ける
アンカーの先端がM8のネジになっています。
そのM8の部分に長ナットを取り付けます。
ここまでがベース作成の前半です。
お疲れさまでした!
あとは丸棒の切断・穴あけ・イレクタージョイントとパイプを取り付けます。
【テーブルDIY】Φ28の丸棒を切断してM8サイズの穴をあける:ベース作成②
ここでは丸棒を使用します。
使用用途しては、イレクターパイプの径がΦ28なので、同じ径の丸棒をジョイントで固定するために使用します。
木材なので、割れる可能性がないとはいえませんが、あくまでも自己責任で取り付けてください。
おっさんの近所のホームセンターでは、4か所中1か所のみ販売されていました。なのでΦ28の丸棒は近隣のホームセンターでは売っていない可能性があります。
Φ28の丸棒を30mmに切断したものを2個準備する
Φ28の丸棒を約30mmの長さを2個切断します。
ホームセンターでパネルソーなどの機械が借りられれば、真っすぐ切れるので楽です。
30mmに切断したら真ん中にM8の穴を開ける
丸棒をパーツを切断したら、真ん中ドリルで穴を開けます。10mm位余裕もたしても問題ないです。
おっさんは所持してませんが、ボール盤があれば真っすぐ穴あけできます。
※ジュラルミンの既製品のアタッチメントなどが販売されていますが、中心の穴がおそらくM8サイズなので中心をφ12.7への穴あけ加工が必要です。
ジュラルミンタイプのアタッチメント
ナイロン製はコスパ重視の方向け
ステンレスの棒に丸棒・ワッシャーM8のボルトを取り付ける。
先に準備しておいたステンレスの棒に加工した丸棒のパーツを取り付けます。
丸棒のパーツの前後にはΦ25程度のワッシャーを取り付け、M8のネジで締め込みましょう。
【テーブルDIY】イレクターパイプ・ジョイントの取り付け:ベース作成③
ココで新たに使用するパーツは
- イレクターパイプ:450mm
- イレクターパイプ用ジョイント(HJ-1)×2個
最初に作成したベースのステンレスパイプに、イレクターパイプ用のジョイント(HJ-1)を取り付けイレクターパイプ450mmを取り付けました。
イレクターパイプのメーカーは矢崎工業です。
イレクターパイプ両サイドにはフタ(J-110A S BL)を付けてます。
ジョイントのボルトは4mmの六角レンチで仮締め、ヘッドレストの差込み口を調整してベースのパイプを差し込みましょう。位置が決まったらジョイントのボルトを本締めします。
【テーブルDIY】後部座席側のイレクターパイプを取り付ける:ベース作成④
最後に後部座席側に上記のような部分にイレクターパイプとジョイント取り付けます。
使用するパーツは
- イレクターパイプ450mm×1本
- イレクターパイプ600mm×2本
- ジョイント(HJ-6)×4個
縦方向には600mmのイレクターパイプを2本、最下部の横方向には450mmのイレクターパイプを取り付けます。
最下部のジョイントはデーブルを設置する際、高さ調整するので仮締めにしておきましょう。その他の部分は本締めします。
以上で、テーブルDIYのベース部分の作成は完成となります。
お疲れ様でした!
あとはテーブルの取り付けを行うだけです。
【車中泊DIY】折り畳みテーブルで車内を快適に過ごす【N-BOX DIY vol.02ベース編】まとめ
今回は折り畳みテーブルをDIYする際に必要なベース部分の作成手順を解説しました。
この記事の内容は以下にまとめてあります。
【テーブルDIY】ヘッドレストの変わりのパイプを作成する:ベース作成①
-
- テーブルDIYベース作成手順①:ステンレスパイプを加工する(切断)
- テーブルDIYベース作成手順②:ステンレスに仮穴をあける
- テーブルDIYベース作成手順③スペーサー・アンカーを差し込む
- テーブルDIYベース作成手順⑤長ナットを取り付ける
【テーブルDIY】Φ28の丸棒を切断してM8サイズの穴をあける:ベース作成②
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- Φ28の丸棒を30mmに切断したものを2個準備する
- 30mmに切断したら真ん中にM8の穴を開ける
- ステンレスの棒に丸棒・ワッシャーM8のボルトを取り付ける。
-
【テーブルDIY】イレクターパイプ・ジョイントの取り付け:ベース作成③
【テーブルDIY】後部座席側のイレクターパイプを取り付ける:ベース作成④
ただ単にテーブルのDIYを行うのはかんたんですが、安全を考慮したベースを作成するには難易度が高いかもしれません。
現時点では、今後ヘッドレスを取り付けたままで、テーブルのベースを取り付けできるよう改良していく予定です。
※現在、以下の改良版の記事を更新しました。
車内テーブルのベースを再DIY!安全重視に改良!【N-BOX DIY】
ベース取り付けは難しいかもしれませんが、できるかたなら真似できるかと思いますので、参考にしてみてください。
後編の【テーブル設置編】は以下の記事をご覧ください。
【車中泊DIY】折り畳みテーブルを自作DIY②【テーブル設置編】N-BOX DIY vol.02.2
ベース作成に関する質問等は、こちらにコメントいただければお答えしますのでお気軽にどうぞ!
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